日常心理学 写真やカメラを嫌がる心理 2020年8月4日 他人の目を通して自分を意識 人間はカメラを向けられると「他人の目」を意識します。 それと同時に「他人の目を通した自分」も強く意識させられます。 社会学者チャールズ・クーリーは、これを「鏡映的自己」と呼びました。 「自分とはどういう人間か」を知るには、他人の存在、他人から見た自分というのも重要になるのです。 例えば、「私... 天地3
日常心理学 腕組みする心理とは 2020年8月3日 「手や脚には本音があらわれる!」 苦手な人と接するときや、話の輪に入れないときなど、居心地の悪さを感じている状況で、つい腕組みをしていませんか? 腕を組むというのは「壁」を作ろうとする行為である場合が多く見られます。 俯瞰して見てみると分かりますが、相手と自分の間に腕を置けば、パーソナルスペースが広がります。 私たちは... 天地3
日常心理学 流行に乗ってしまう心理 2020年7月31日 人は皆「まわりの人と同じでいたい」という気持ちと、「まわりとは違っていたい」という背反する気持ちを併せもっています。 流行には、こうした心理が絡み合っています。 社会学者のロジャーズは、流行が広まっていく様子を5つの過程に分類しました(VPB)。 流行に関わる人々を分類した、ロジャーズの「イノベーター理論」を紹介しま... 天地3
日常心理学 人が嘘をつく理由と嘘を見抜くコツ 2020年7月30日 人は嘘をつく生き物 私たちは、実際のところ日々多くの嘘をついています。 気の乗らない誘いを「予定があるから」と断ることもあるでしょう。友人と観た映画がおもしろくなくても「おもしろかった よね」と言われれば、「ラストシ ーンが特によかったよね」などと話を合わせることもあるでしょう。 これらは相手を傷つけないための嘘であり... 天地3
日常心理学 端数価格だと買いやすい心理 -買い物の心理学- 2020年7月29日 端数効果 商品を端数価格にすると売り上げがアップすると言われており、実際その通りです。 498円、4980円など、端数 価格の商品は数多く存在します。 なぜキリのよい500円や5000円にしないのでしょうか。 それは、 端数価格にすると、売り上げにもよい効果があるためです。 まず、端数価格には納得感があります。 人は半... 天地3
日常心理学 最後の1点を買いたくなる心理 2020年7月28日 「在庫残り1点」の様な表示を目にした時、多くの人が購買意欲を駆り立てられると思います。 これは人間は、制限があることで買いたい気持ちが高まるためです。 買い物をしていると、さまざまな 売り文句を見聞きします。 よくある のは「値下げしました」「レジにて5%引」のような、お財布にうれしい売り文句。 「売れてます」「人気商... 天地3
日常心理学 行列が出来ていると良い物だと思う心理 2020年7月27日 人間は是非にかかわらず、周囲が認めるものは良いものだと思う傾向があります。 例えば飲食店の前に行列が出来ていた時、 「行列ができている」=「多くの人が食べに行っている」=「美味しいお店のはず」 こう考えるのは、人間は皆「ケチ」だからです。 といっても、このケチとは、お金を出し惜しむという意味のケチとは少し異なります。 ... 天地3