
世の中には人のことなど気にせず、やりたいことを自信満々で行う人がいます。
生まれつき人にどう思われるか気にする性格なので人目が怖い。という人もいると思います。
「人間 恐怖 2つ」とかで検索すれば出て来ますが、ジョセフ・マーフィーいわく、人間に先天的に備わった恐怖というものは2つで「高いところから落ちる」と「大きな音に対する恐怖心」のみです。
人間は後天的に生まれた恐怖心は克服する事ができ、それ以外の恐怖に当たる「他人からどう思われるかという恐怖」は後天的なものなので取り除くことが出来ます。
とはいえ日本の教育は他人から良い評価をもらう事を主眼においているため、自己肯定感を育てるように出来ていないので難しい問題です。
ちなみに他人の目を気にせず生きている人は非常に少なく、日本人全体の1割以下だそうです。ではどうすれば他人の目を気にしなくなるかと言う方法を記述していきます。
誰も気にしていない
2020年現在、日本の人口は1.268億人います。
考えてみればわかりますがコレだけの人間がいる中で、道ですれ違った人が何をしていたかなど覚えていません。
周りから見ればあなたも他人の一人で、一々何をしてたかなんて誰も気にしていません。
それどころか基本的には知人でさえも気にはしておらず、話をしても実際は思いつきで話しをしているものです。
同じ批判をされるなら自分のやりたいようにやり、自分の生き方をした方が得策です。
嘘だと思うのであれば他人の言う通りに1年生きてみてください。
おそらく物凄く不安な状態になるはずです。
やりたいことが出来ない上に、他人はあなたの事を考えている訳ではなく思いつきで話しているからです。
なので一々真に受けている事で損をしています。
自己コントロールと他者コントロール
他人がどう思うかはコントロールできませんが、自分の行動はコントロールすることができます。
いわゆるアドラー心理学における「課題の分離」です。
これはビル・ゲイツなど多くの成功者が実践しているもので、課題の分離とはその名の通り自分の課題と他者の課題を明確に分けることです。
何かを発言した時に、肯定されるかも知れませんし、否定されるかも知れませんが、他人の感覚をどうこうすることは不可能です。
しかし、自分が何か発言をするかという行動選択の自由は自分で決めることができます。
つまり自分がコントロールできるのは自分の行動だけで、それが出来ていないのはエゴが大きいと言う事になります。
こんな当たり前のことが大事なのは「コントロールできないことをコントロールしようとするのはストレスになる」、人の目が気になる人は、他人と言うコントロールできないことをコントロールしたいからです。
まず自分がやりたい事を明確にしましょう。そして自分が何をしている時が楽しいかを見つけましょう。
コレは文章化していくと気付きやすいそうです。マインドマップが効果的ですね。
自分の行動に集中する
やるべき事を明確にし自分の行動に集中しましょう。
他人にどう思われるのかを気にして行動出来なくなっては元も子もありません。
他人の評価を気にしだすと自己嫌悪からくる負のスパイラルに突入しやすいのです。
ここで対策できるのが、自分が行動を起こしたすぐ先の事をゴールにすると言うものです。
こうする事で行動そのものと行動の結果をサイクルで回しやすくなり改善効果が生まれます。
行動した事をゴールにして行動出来た自分を褒めていき、評価基準を自分が何をしたかにすり替える方法もあります。
こういったことを実践するにあたり、私自身が実践しているオススメの方法はネガティブな事を開き直ってしまう事です。
閉じていたり曲がっていた心をまっすぐに直すのに、開き直る事で楽な気持ちを取り戻すことができます。
開き直りが習慣になることは良くはありませんが、手段として開き直りを活用することは精神的にはとても有効です。
ケースバイケースですが無闇にはお勧めしません。
自分意見を主張する習慣をつけることは重要ではありますが、社会では発達した自己心理を持っている人からすると無闇に行動している人は虚仮の一心とされてしまい、自己評価はともかく社会的評価が落ちるからです。
なので藪から棒に始めるのではなく、練習できるコミュニティから実践練習を積んで行きましょう!