【書評まとめ】5分で分かる「仕事は楽しいかね?」

 

「仕事は楽しいかね?」と言う書籍は成功哲学についての自己啓発の本で、私はやる気がないときは徹底してやらない派の人間なのですが、この本が最も言いたいことが非常に理にかなっているため簡単にまとめていきます。

 

この本が最も言いたいことは沢山コインを投げろと言う事です。

 

コインを投げると言うのは比喩で、とにかく試してみるという事を指しており

 

自己啓発本でよくある明確な目標を立ててそれをアウトプットすると言った内容とは逆で、興味のあることはやってみろと言う事です。

 

仕事を楽しめるようになりたい人や大学生など、明確な目標が定まっていない人にオススメの書籍です。

 

はじめに

本書は日々の仕事に行き詰まりを感じ未来に期待感を持てない主人公が、大雪で封鎖になった空港で偶然出会った老人の「仕事は楽しいかね?」という問いかけに対し動揺してしまいました。

 

そんな主人公に対して、老人が一晩だけの講義を行うと言った対話形式で進みます。

 

そんな本書に書かれているポイントについて3つピックアップして紹介していきます。

 

1.目標はいらない

通常の自己啓発本と逆の内容になりますが、本書では人生や仕事において大分先となる未来の目標など立てなくて良いと主張しています。

 

これは巷にある「七つの習慣」や「思考は現実化する」など他の自己啓発本とは逆の主張です。

 

成功するための方法としてよく書かれているのが目標を設定して紙に書く。

 

それを毎日声に出すというものがありますが、これを真っ向から否定した形になります。

 

その理由について、本書では「多くの人はやりたいことが分かっていないんだから目標なんて立ててもしょうがない。5年後の自分なんて想像もできないでしょ!」と言っています。

 

この発言に心当たりがある人も多いと思いますが、会社が用意するビジネス研修などで3年から5年くらいの短期目標を考えさせられた経験があるのではないでしょうか。

 

しかし研修中に考えた内容など、多くはその時の浅知恵で数ヶ月後にはどう言った目標を立てていたかなど、日々の忙しさから忘れてしまっている事が多い気がします。

 

では目標を立てずに何をすべきか?

という問いに対しての答えが「目標を立てるのではなく、とりあえず興味があることを試してみよう」と言う事です。

 

具体例として ビル・ゲイツが取り上げられています。

 

老人はこう言います「ゲイツは億万長者になったのは偶然だと言っている。自分を突き動かしたのはお金じゃないと。」じゃあ何が彼を突き動かしたのか。

 

その答えは圧倒的な興味です。(好奇心)

 

成功する人たちは、必ずしも自分がどこへ向かっているのか分かっているわけではありません。

 

ただ興味がある事を遊び感覚で色々行い、成り行きを見守ろうとしているのです。

 

試してみることに失敗はありません。

 

人生は最終的にどこに行き着くかわからないから面白いのです。

 

2.たくさんコインを投げる

コインの表を出している人間は、性質上何度もコインを投げています。

 

コインを投げるチャレンジ数が十分であれば、必ずいつかは表が出るので試し続けることはとても重要です。

 

試してみて失敗しても経験値を得ることができます。

 

だから行動すれば必ず自分を変えることに繋がります。

 

先ほどの色々やってみて成り行きを見守ろうと言う話と繋がります。

 

また行動の結果について、意識の在り方によって効果のあり方が異なります。

 

これはホーソン効果というもので、ホーソン工場で行われた実験で得られた結果から導かれた法則のことです。

 

ホーソン効果についてかい摘んで説明すると、生産性の検証をするために照明の明暗どちらで生産性が上がるかと言う真逆の検証を内容を行なった結果、どちらの条件でも生産性が上がったと言う実験です。

 

労働者に実験が行われることを事前に知らせていたため、労働者達は自分が被験者であるという自覚があったので頑張ってしまったと言うものです。

 

本来の目的であった照明と労働者の生産性の関わりを調べるということは失敗だったわけですが、当事者意識を持っていれば変化するものが何であれ生産高が増すことになります。

 

ここで一番伝えたいことは「試す事の喜びについて」です。

 

当事者意識がある上で何かを変えていくという事が良い影響をもたらすという事をホーソン効果が証明しています。

 

人間は自発的に試すこと、チャレンジすることを好むように設計されています。

 

では沢山話してみることの重要さはわかりましたが、何を試せばいいのか分からないという状態になるかもしれません。

 

それが3つ目の内容になります。

 

3.アイディアのつくり方

アイディアを生み出すためには3つのリストを作ります。

  1. 仕事に関してやっている全ての事を書き出したリスト
  2. 問題点や仕事に関してイライラする事を書き出したリスト
  3. 仕事上でやったミスを全部書き出したリスト

 

これらを全て書き出すことで新しいアイディアが生まれます。

 

なぜならアイディアとは既存のものの組み合わせだからです。

 

あまり深く考えず、頭に浮かんだことを紙に書き出しましょう。

 

意外なところから新しいアイディアは生まれてきます。

 

まとめ

1.目標はいらない

自分の興味があることだったらどんどん試しましょう。

 

成功者は皆自分の興味があることを突き進んで行ったから結果的に成功したという事です。

 

2.沢山試す

あらゆることを試しチャンスの数を増やしましょう。

 

人間は自発的に試す事、チャレンジする事を好むように出来ているというのはホーソン効果によって証明されています。

 

3.3つのリスト

アイディアに行き詰ったら三つのリストを作り、アイディアを生み出しましょう。

 

終わりに

本書が最も言いたかった事は、今もっとも興味があることに没頭し、沢山試してみましょうという事です。

 

これは「Connect the Dots.」とスティーブ・ジョブズも同じことを言っています。

 

今やっていることがどうなるかは結局の所分かりません。だから今やっている事が将来人生で何かの役に立つことを信じて生きるしかない。

 

今熱中していることは一つの点に過ぎないかも知れませんが、それらの点はどこかのタイミングで点と点が繋がり線になる瞬間が必ず来るはずです。

 

なので今は目の前のことに集中しましょう、と言う内容のまとめでした。

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