
最近「マックスむらい」氏が動画でローソンで販売している「どらもっち」という商品を押しているのを見ていて、動画で何がどう美味いのかほとんど説明しないので自分も食べてみました。
確かに美味しかったのですが、ここで気になるのは競合他社の商品もどうなってるのかという事、そこで大手3社の同列商品を全て食べてみる事にしました。
3種類+おまけ2種の合計5つを食べ比べ、商品の相対評価で記載しています。
全て同時に購入して開封してみると、梱包だけでなく商品の見た目も中々違うのが分かります。
▼目次
Family Mart
商品名「ふわっと生地の生どら」
皮
生地の厚さは普通で、柔らかさは「普通〜ふわふわの間」でスフレに近い柔らかさです。
餡とホイップ
使っているのは粒餡(つぶあん)で少しだけ塩見があり、甘さは普通です。
甘塩っぱく粒餡の良いものを使っているのか「匠炊き製法」というのが効いてるのか餡が思っていたより美味いです。
ホイップの量は餡と同じ量で味はあっさり目の甘めです。
総評
正直なところファミマは期待していなかったのですが、普通のどら焼をそのまま昇華させた商品で、競合他社の中で一番ベーシックな味でバランスの良い美味しさだと感じました。
「ふわっと生地の生どら」という商品名の通りどら焼きが割けない範囲でふわふわな商品です。
値段は税別167円税込180円。
LAWSON
商品名「どらもっち」
皮
厚さは比較的薄く、食感はモチモチで餡を「ギュッと」押さえた感じになっています。
どうやって作成しているのか不明ですが、生地がもちもちしていて餡とホイップを上手に閉じ込め、食べ易く美味いです。(パッケージ通りです!)
餡とホイップ
使っているのは粒餡(つぶあん)で塩見があり、甘さがかなり控え目になっています。
ホイップの量は少なく餡の半分程で、甘さが控えられています。
競合他社の中では一番甘くなく餡とホイップの相性が良いです。
総評
おそらく食べやすさに着眼しているのがローソンスイーツが一味違う所作なのだろうなと思います。
全体的に甘さが控えられているので、甘い物が苦手な人にオススメ!何より圧倒的な食べ易さです。
値段は税別167円税込180円。
おまけ
どらもっちには抹茶味があります。
こちらは餡子が入っておらず、代わりに抹茶クリームが入ったもので抹茶クリームはプリッと入っており、こちらも全体的に甘さは控えめです。
餡以外の変更はなく、ホイップよりも抹茶クリームが優勢な仕上がりでこちらも美味しいです。
値段は税別167円税込180円と同価格です。
セブンイレブン
商品名「こだわりあんこ&ホイップ生どら焼」
皮
ふわふわで崩れるくらいやわいですが、見た目は一番綺麗です。
卵にこだわりがあるようで「エグロワイヤル」という卵を使っています。
これのせいか上等などら焼きを再現したいのか分かりませんが、謎の匂いと変わった味がします。
餡とホイップ
使っているのは粒餡(つぶあん)で塩見があり、甘さは普通です。
ホイップの量が餡に対して半分以下程度で少なめですが、味は甘目です。
餡とホイップを合わせて食べるとちょっと甘すぎる感じがあります。
総評
どらもっちの逆で挟み込みが弱いので、半分に割ろうとすると崩れ易いです。
和菓子コーナーで既存で販売しているどら焼きにホイップを足しただけ感が凄く、
競合他社と比較すると相対的に一番イマイチなのに何故か一番値段が高いです(笑)。
これはこれで好きな方々がいるようなので味覚は個人の差によると思いますが、
商品は上等などら焼きを再現しようとしているのか何なのか正直中途半端で、食べ比べてしまうと価格の妥当性が不明といった印象でした。
値段は税別208円税込224円と少なくともコスパは良くないです。
おまけ
プリンがしっかりとしており、上手く2つに割れませんでした。
セブンイレブンは「プリンの生どら」と言う商品を販売しています。
プリン自体はなめらかカスタード風味。
皮はたまご感あるふんわりパンケーキ風でそこそこの厚みがあります。
真ん中に固めなプリンがドーンと入っており、それを囲うようにホイップで覆われています。
カラメルソースも生地にしみこんで、ほどよく生地に吸われてるのか食べやすかったです。
値段は税別178円税込192円と、どら焼きでは無いですがこちらの方が美味しく値段も抑えられています。
後書
個人的に順位をつけるとしたら「ローソン>ファミマ>セブン」という感想です。
「マックスむらい」氏は甘い物をそこまで好まないのと味覚がバグっているという特性がありますが、「どらもっちは」食感がモチモチで食べ応えがあり、かつ甘さが控えられているため非常に刺さったのだと思いました。
あくまで個人の感想のため気になるかたは自分の味覚で判断して見るのが良いと思いますが、1社だけ値段が違うので要注意です。